5年生のみなさんへ 2

2020年5月13日水曜日

5年生

t f B! P L
5年生のみなさん

今日も頑張っていますね。 さすが高学年です! 
さて、本の紹介、第2回目です。


その本とは「ガツンと一発シリーズ」。作者は、教育学者の齋藤孝さんです。
「声に出して読みたい日本語」や「読書力」といった本や、テレビ番組への出演等で有名な方です。
このシリーズは、全部で10巻以上も発刊されています。


第1巻   勉強なんてカンタンだ!
第2巻   カッコよく生きてみないか!
第3巻   そんな友だちなら、いなくたっていいじゃないか!
第4巻   頭がよくなる必殺!読書術
第5巻   家族はチームだ もっと会話をしろ!
第6巻   心をきたえる痛快!言いわけ禁止塾
第7巻   圧勝!受験なんてヘッチャラだ
第8巻   キミは日本のことを、ちゃんと知っているか!
第9巻   絶対うまくいく魔法のじゅもん「心・技・体」!
第10巻  ちょっとお金持ちになってみたい人、全員集合!
第11巻  「好きです。」コクるかコクらないか、それが問題だ!
第12巻  最終指令 ミッション!パッション!ハイテンション!!
スペシャル たった3分で友達になれる!魔法のマップ


タイトルを見て「おもしろそう!」と思った本を選ぶとよいと思います。どれも100ページぐらいの本ですが、内容は実に豊かです。ぜひ、手を伸ばしてみませんか。

まず、おすすめしたいのが「第2巻 カッコよく生きてみないか!」です。

こんな内容が紹介されています。


人生には、ふたつの生き方があります。人生は、一生と言いかえてもいいでしょう。
「自分自身の楽しみのためだけに生きる人生」
「自分の力をだれか、ほかの人のために使い、まわりの人に喜んでもらう人生」のふたつです。




伝記を読めば、他人にしっとしたり、弱い人やおとなしい人をいじめて喜ぶような、そんな生き方はカッコ悪いということが、きみたちにはきっとわかってもらえるはずです。

あこがれる気持ち、つまり、目標ができるとき、人は自分の生き方に迷いがなくなります。
自転車を考えてみてください。走っているあいだは転びませんが、止まったら、足を地面につけないと倒れてしまいます。人生も自転車と同じです。あこがれという具体的な目標をもって走っているかぎり、転ぶことはありません。

目標をなくしたとき、人は人生につまずきます。「自分らしくいよう」「自分を大切にしよう」よく聞く言葉ですね。でも、自分だけを見ていても目標はできない。人は、なにかに向かっているときは、自分を見失うことは少ないものです。そして、自分のことを、とても好きに思っているはずです。

あこがれとは、走るためのガソリンのようなものです。それが切れると、人は止まってしまいます。そして、その場にたおれてしまうかもしれない。どうかキミたちも、自分があこがれることができる人を早く見つけてください


建築物に職人ひとりひとりの名前が残ることは、ほとんどありません。名前が残るのは設計家や芸術家だけ。どんなにいい仕事をしても、だれにほめられるわけでもありません。

でも、みんな自分の仕事を愛しています。どんなトラブルがあっても、きちんと結果を出す。仕事へのこだわりだけは変えない。言い訳もしない。



かれらはだれかにほめられたくて仕事をしているわけではなく、自分自身の仕事に誇りをもっているのです。これが、職人気質(しょくにんかたぎ)です。どう?カッコイイだろう?

                 「第2巻 カッコよく生きてみないか!」より


みなさんは、こうした文を読んで、どのように思いましたか。
伝記にも目を向けて、「あこがれられる人」を見つけていけるとよいですね


今の時期は、読書をするチャンスである!とも言えます。
5年生では学校が始まってからも、いつも机の中に読みかけの一冊を入れておくようにします
これから読んでみたい本を探すことも、午後の自主学習として良いと思います。

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