5年生のみなさんへ 「午後の自主学習へのヒント」

2020年5月15日金曜日

5年生

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5年生のみなさんへ     「午後の自主学習へのヒント」






お元気ですか。
来週の家庭学習予定表もホームページにアップされました。
学校が再開される日までもうひとふんばり!
前をしっかりと向いて、学習を進めていきましょう。

さて、今日は、毎日の午後、自主学習に何をしようかなぁ?
と悩んでいる人にオススメの学習を紹介します。



それは、

慣用句(かんようく)集め!  です。

慣用句って何?と言う声が聞こえていました。

説明します。


例えば、歩きつかれ、それがつらく感じるとき、『足が棒(ぼう)になる』と言うことがあります。
聞いたことはありませんか。

足が本当に棒になってしまうことなんてありませんよね。
でも、くたびれ、つかれはてた足が、まるで棒のように動かなくなるようすに
例えて、『足が棒になる』ということがあります。
これが慣用句です。

他にもたくさんありますよ。

『頭が切れる』...頭の働きが早く、有能である。

『鼻が高い』...ほこりに思う。とくいである。

『腹(はら)を立てる』...おこる。

どうですか。
聞いたことがある「慣用句」はありましたか。

どれも本当に『頭が切れて』いたり、本当に『鼻が高かった』り、本当に『お腹が立って』いたりするわけではありません。
でも、こうした言葉を使うことで、
私たちはむかしから、人との会話に、テンポやリズムなどの  【いろどり】 を加えてきたのです

慣用句は、この他にもたくさんあります。それらを知ることは、これからも、そして、大人になってらも楽しく会話をするヒントになると思います。

では、どんな慣用句を集めたら良いのかなぁ?と思う人もいると思います。

先ほども言いましたように、慣用句は、とてもたくさんあります。
そこで、テーマを決めて、例えば、「体の部分」に関する慣用句だけを集めてみるのです
ここで紹介した慣用句も「足」「頭」「鼻」「腹(はら)」といった体の部分が使われていますよね。

慣用句を見つける方法は、インターネットで「慣用句(かんようく)」とけんさくすれば、いくらでも探すことができます。やってみましょう。
そして、少しなれたら国語辞典も使い探してみましょう。
みなさんは、マイ国語辞典を持っていますか。
国語辞典を使って慣用句を見つけるためには、例えば、「足」を調べると、意味の後ろの方に「~を棒にして」のように出ていて、その慣用句の意味も知ることができます。
このように、まず、体の部分を決めて、意味を調べると、その言葉との関係で「慣用句」を見つけることができるのです。ぜひ、ためしてみてください。

5年生の国語では、これまで以上に国語辞典を活用していこうと考えています。
できれば、「調べた言葉」のページに、その証(あかし)となるように付箋紙(ふせんし)をはり、学習の足あとを残せたら…と思っています。

たくさんの言葉の意味や使い方を学んでいきましょう。
慣用句集めを通して、国語辞典のひき方に慣れておくことは、
午後の自主学習の一つとして、とても良いと思っています。






















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